
Oriental(オリエンタル)
ブランド・生産国:日本
創業年 :2016年
価格帯 :5~7万円
CONCEPT
美しくもあり、快適な履き心地の既製靴
2016年に始動したOrientalは、ジャパンメイドのシューズブランドです。
母体であるオリエンタルシューズでは、イタリアやフランスのメーカーと
協業しながらグッドイヤー製法の靴を長年手がけてきました。
Orientalではそのグッドイヤー製法を用いながらも木型やマテリアル、
フィッティングに対する考え方を改めて見直し、
現代の日本人に合うようにアップデート。
美しくもあり、快適な履き心地の革靴を作り続けています。
HISTORY
ABOUT Oriental shoues
オリエンタルシューズの創業者、松本常雄はビルマ(現ミャンマー)戦線をはじめ、先の大戦を経験しておりました。戦地では靴が無いことが原因となり命を落とした兵士を、目の当たりにしてきました。戦争が終わり、悲惨な体験のショックから立ち直った松本は、靴を作り社会に奉仕することが使命だと決心。一から靴作りを始めました。1957年には前身となる東洋製靴株式会社を設立し、広く靴の普及に努めていきました。
ABOUT Oriental shoues
1964年にはオリエンタルシューズへと社名を変更。欧米の機械を導入し、グッドイヤー製法やマッケイ製法による靴の生産を続けました。やがて技術力が認められ、イタリアやフランスなど欧米諸国のブランドと提携。各ブランドのエッセンスを吸収し、自ブランドの靴作りのベースとなっていきました。その後も様々なブランドのOEMを手がけ、技術の幅を広げていきました。
ABOUT Oriental shoues
長年培ってきた技術を活かし、理想とする靴を作るため2016年にOrientalをスタート。ドレスシューズブランドとしての美しいフォルムや堅牢性はもちろん、履き心地の良さを常に考慮した靴作りを心がけています。例えば、ライフスタイルの変化によって変わった日本人の足型に合わせた木型設計や、ライニングの一部には足馴染みの良いディアスキンを採用。また、ハンドソーンにすることで履き始めから柔らかなフィット感を実現するなど、これまでの経験や技術や知識を集約した一足を生み出しています。
このような靴作りの根底には「機能的で美しい靴が足を守り、生活を華やかにする」という、創業者・松本常雄の志が常に流れています。
CONSTRUCTION
Beveled Goodyear
メインラインであるベベルドグッドイヤーは、グッドイヤー製法とマッケイ製法をコンビネーションさせたグレードです。ボールジョイントからつま先までの前半部分はグッドイヤー製法を採用。ボールジョイントから踵にかけての後半部分はマッケイ製法を用いています。踏まずからヒールにかけてコバが攻め込まれたセクシーなシルエットを実現しながらも、グッドイヤーの足馴染みも持ち合わせております。つま先のライニングには、優れた伸縮性と柔らかな足あたりが特徴のディアスキンを使っており、快適な履き心地を約束してくれます。メリハリの効いた半カラスソールも相まって、存在感のあるルックスに仕上がっています。
Goodyear Mckay grade
Superior Goodyear
伝統的なグッドイヤー製法で上質なレザーを使用。アッパーにはヨーロッパを中心に名門タンナーのレザーを厳選して使用しています。丈夫でコシのあるレザーですが、比較的早く足に馴染み、しなやかな質感に変化していきます。ソールはクローズドチャネル仕様にし、美しくすっきりとしたルックスに。
Superior goodyear
Hand Sewn Welted for TOP grade
固いリブテープを縫う機械式のグッドイヤーウエルト製法と違い、一針一針ウエルトを手で縫いつけるハンドソーンウエルト製法を使ったグレードです。この製法の特徴は、屈曲性が高く、履くほどに足裏のフィット感が高まっていくこと。Orientalでは、柔軟な革中底を採用しているため、よりしなやかな履き心地を実現しています。アッパーには極めてきめの細かいヨーロピアンボックスカーフを採用。つま先のライニングには、優れた伸縮性と柔らかな足あたりが特徴のディアスキンを使うなど、細部までこだわり抜いたグレードです。
公式サイトより引用