
Master Lloyd(マスター・ロイド)
ブランド・生産国:イギリス
創業年 :1980年
価格帯 :8~10万円
有名モデルや木型:ホワイトホール、Uチップ、ダウニング、ローファー
ロイドフットウェアは日本初の英国靴専門店
ロイドフットウェア(Lloyd Footwear)は1971年に豊田茂雄氏がオープンさせた英国のアンティーク家具や雑貨、古着などを扱うショップです。オープンから数年後、ショップオリジナルのシューズを英国に別注し販売開始したのが、シューズブランドとしての“ロイドフットウェア”の始まりです。
目指したのは、日本人の足型に合う英国伝統の靴作り。ロイドフットウェアは価格も抑えられており、英国靴初心者にもおすすめのシューズといえます。
英国ノーザンプトンで作られるロイドフットウェアの靴
ロイドフットウェアは、英国靴の聖地として有名なノーザンプトンで作られている、日本人のための英国靴です。ただ、日本人の足型は西洋人よりも甲が高く横に広がっており、かかとも小さいため、本来であれば英国靴の木型にはフィットしません。そこでロイドフットウェアは、日本人の足の形に合った木型をノーザンプトンの一流メーカーに持ち込み、生産するという独自のスタイルを採っています。日本人の足にもフィットする本格英国靴という、今までありそうでなかった靴を実現したのがロイドフットウェアなのです。日本人の足型に合わせて作られた靴は丸みを帯びがちですが、そうならないようにバランスよく作られている点もロイドフットウェアの特徴だといえます。
ロイドフットウェアの最上級グレード、マスターロイド
ロイドフットウェアの最高級グレードがマスターロイドです。マスターロイドの品質の高さは英国靴ファンもうならせます。
また、雨天時でも歩きやすいようにと靴底をダイナイトソールにしたモデルも充実しており、こういった細かい配慮も、日本人が履くことを前提としたロイドフットウェアならではといえます。
ロイドフットウェアの歴史
1971年、豊田茂雄氏がアンティーク家具やインテリア、古着などを扱うショップを東京・代官山に設立。
1980年、日本初の英国靴専門店として、ロイドフットウェアを独立させる。
1983年、ロイドフットウェア青山店をオープン。
1991年、ロイドフットウェア銀座店をオープン。
革靴ブランド辞典より引用