
G.H.BASS(バス)
ブランド・生産国:アメリカ
創業年 :1876年
価格帯 :1~2万円
有名モデルや木型:ローファー
G.H.BASSは1876年にアメリカのメイン州ウィルトンで、ジョージ・ヘンリー・バスによって設立。それまで靴屋で働いていたジョージは、労働者が履く靴やアウトドアシューズの出来に疑問を持ち、自ら靴を作ることを決意したことが始まりだった。 そのミッションは「目的に合った最高の靴」をつくること。 G.H.BASSは耐久性の優れた革を使い、快適な靴やブーツをつくることに成功。アメリカの精神を具現化したG.H.BASSは、世代を超えてあらゆる人々に愛され、やがてアメリカの歴史のひとつになった。それは新たな領域にチャレンジすることに価し、新しいアメリカンの文化になることを示していた。
これは過ぎ去ったノスタルジーではない。これまでの歴史が積み重ねてきた信頼によって、これからもよりよいものづくりを行い、開発と革新を続けるという意志の表明でもある。
-いつの時代でも求められるのは真の本物-
公式サイトより引用
G.H.バスのポリシーは、「可能なかぎりの最高靴」
G.H.バス(G.H. Bass)は、1876年にアメリカのメイン州ウィルトンでジョージ・ヘンリー・バス(George Henry Bass)氏が創業した老舗のシューズブランドです。
バス氏は元々皮なめし工場のオーナーでしたが、地元のシューズメーカー、EP Packard & Co社の株式を購入し、自分で革靴を作り始めたことがきっかけでG.H.バスが誕生しました。
バス氏は皮なめしから靴の製造・販売、そして配達まで自らが行うことで顧客のニーズを把握し、製品開発に活かしたといいます。創業から130年以上たった現在も、創業当時のポリシー「可能なかぎりの最高靴」を守り、伝統あるアメリカンカジュアルシューズを作り続けています。
世界初のペニーローファー「ウィージャンズ」を生んだG.H.バス
G.H.バスは世界で初めてローファーを作った会社です。G.H.バスのローファーは、ノルウェーの木こりたちが履いていたノルウェーモカシンをヒントに作られました。そのためモデル名も「ノルウェーの」という意味の「ウィージャンズ(WEEJUNS)」と名付けられています。
履き口が広く、紐なしで脱ぎ履きが簡単なG.H.バスのウィージャンズは、その後「怠け者」という意味の「ローファー」と呼ばれるようになります。このローファーは後に、「ペニーローファー」や「コインローファー」と呼ばれるようにもなりました。その由来は、1950年代、アメリカの学生たちの間でローファーのサドル部分に1セントコインを挟むことが流行したためだという説があります。
日本でも大ブレイクしたG.H.バスのウィージャンズ
G.H.バスの元祖ローファー「ウィージャンズ」は、本国アメリカではアメリカントラッド・アイビースタイルに必須なアイテムとして長く愛されてきました。
日本でも1960年代にアイビースタイルが大流行し、G.H.バスのウィージャンズは欠かせないアイテムとして若者の間でブレイクしたのです。
G.H.バスの歴史
1876年、アメリカ・メイン州ウィルトンの皮なめし工場のオーナー、ジョージ・ヘンリー・バス氏がG.H.バスを創業。
1936年、世界初のペニーローファー、「ウィージャンズ」を発売。
1950年代から1960年代、アメリカの学生の間でウィージャンズが大ヒット。
1960年代、アイビースタイルに欠かせないアイテムとして、日本でもG.H.バスのウィージャンズがブレイク。
1960年代後半、サンダル「Sunjuns」を発売。
革靴ブランド辞典より引用
ブランドのはじまり
1870年代にアメリカのメイン州に誕生。
ジー・エイチ・バスについて
ジー・エイチ・バス(G.H. Bass & Co.)は、アメリカのファッションブランド。良質なレザーと熟練のクラフトマンシップが、より良いシューズメーカーの基礎となることを信じて、求められる最高のシューズを作ってきた。
始まりは1870年代、ジョージ・ヘンリー・バス(George Henry Bass)が地方の工場にすぎなかったE.P.Packard&Co.の株を買ったことから靴作りの経歴がスタート。後に彼は完全なオーナーとなり社名をジー・エイチ・バスと変える。
ジー・エイチ・バスのシューズはアメリカの歴史上、様々な局面で履かれてきたシューズで、第1次大戦ではアメリカ軍の正式なパイロットブーツとしてBass Aviation Bootsが作られたり、南極探検に向かう際にBassのシューズが履れたり、1936年に生まれたBass Weejunは第2次大戦中に、アメリカ陸軍第10山岳師団の耐寒ブーツとして使用されていた。
1970年代~1980年代には、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)が、Weejunsと言われているローファーに白いソックスを履いて彼のミュージックビデオに登場。新しいスタイルとして流行。
今では、アメリカだけではなくヨーロッパ、アジア、南米にわたって、世界的に拡大し、アメリカンカジュアルシューズとして認知された。
ファッションプレスより引用