
Eduard Meier(エドワード・マイヤー)
ブランド・生産国:ドイツ
創業年 :1596年
価格帯 :7~12万円
400年の歴史を持つエドワード・マイヤー
エドワード・マイヤー(Eduard Meier)はドイツのシューズブランドです。紳士靴のブランドは歴史が古いものが多いですが、エドワード・マイヤーは400年と、突出して長い歴史を持っています。
当初はビスポークのブランドとして始まりましたが、後にプレタポルテ(既製靴)のモデル展開も行っています。日本ではあまり馴染みがないエドワード・マイヤーですが、ジョンロブやエドワード・グリーンと比較されるほどの品質を持ったブランドです。
履きやすさ・快適性に富んだエドワード・マイヤー
エドワード・マイヤーは創業当初から履きやすさを追求し続けてきたブランドです。1920年代には靴を履いた足の状態を確認できる足透視器を生み出し、靴作りに活用していました。
現在は整形外科医的な見地を採り入れ、左右非対称の「ベドフォーラムラスト」を使用しています。足のウェストを絞り込むようにホールドするのが特徴です。靴のつま先部分に足の指を動かせる空間ができるため、足に負担がかからない靴に仕上がります。
エドワード・マイヤーのデザインと製靴方法のこだわり
エドワード・マイヤーは単に快適な靴を制作するメーカーではなく、履きやすさを大事にしながらもドレスシューズとしてのデザインを追求し続けています。特にパーフォレーション(大小の穴を組み合わせた模様)やメダリオン(靴のつま先部分に付けられた小さい穴でできた模様)の配置は非常に精巧で、美しい仕上がりです。しかし履くシーンを決して限定しておらず、スーツは
もちろんチノパンやジーンズといったラフなスタイルでも合わせられるデザイン性を持っています。
革靴ブランド辞典より引用